NEORTで常設展示をしました

NEORT : Neo Visual Art Collection で作品展示をさせて頂きました。
非常に貴重な体験をさせて頂きましたので、日記として自慢記録に残しておきたいと思います。

NEORT : Neo Visual Art Collection

NEORTとは

NEORTはデジタルアートを共有する為のSNSです。理念や使い方については、下記の公式ブログの記事が詳しく解説されていますので、そちらをご参照下さい。

NEORTをリリースしました

普段、Twitter, Instagramに動画を投稿をしておりますが、NEORTサービス開始後はこちらにも投稿するようになりました。

動画をアップロードするという使い方から見た、他のSNSと比較した時のNEORTの特徴は、アップロードした動画がエンコードされずに公開されるという点です。

他のSNSはアップロード時に動画データの再エンコードがされるのが一般的だと思います。これによってアップロード前の動画データと比較して、細かな部分が潰れてしまったり、色味が変わってしまったりする事があります。加えて、これらの現象はアップロードした後にしか確認が出来ないので、「SNSにあげた時に潰れやすい動画(細い線が沢山、動きが激しい)」は普段から避けがちになってきます。

NEORTは手元の動画と同じ品質で公開する事が可能です。そういった意味で、各SNSで一番綺麗な状態の絵を見る事が出来るサービスがNEORTだと思っています。

展示作品について

実際の展示の様子などは下記リンクにまとめられていますので、そちらをご覧ください。

デジタルアート の作品展示イベント「NEORT: Neo Visual Art Collection」を開催しました

展示については、NEORTのニイノミさん(@r21nomi)からイベントの概要説明とお誘いがあり、「面白そう!」とあまり深くは考えず、速攻で快諾させて頂きました。

実際に展示したものは下記になります。常時投影されている縦置きモニター用と横版があります。

Like
Like Horizontal

カフェに常設展示という事でクリエイティブ・コーディングなどを知らない一般のお客さんの目にとまる事が考えられたので、何も知らない人でも「見た目から言葉で表す事が出来るもの」、「眺めていて何となく動きが予測できるもの」が良いなと考え、文字をランダムウォークのオブジェクトで表すものにしました。

普段はあまり「見られる」という事は意識せず、自身で面白いと思ったものをSNSへ投稿している事が多いので、こうやって見る人や見られるシチュエーションを考えるという行為が新鮮でした。

製作過程として異なった事は動画の記録方法です。普段はWindowsに標準で搭載されているGame DVRという機能を使って画面キャプチャをしているのですが、その方法だと最大画面(1080*1920)で表示される時の画質が良くなかった為、画像を1フレーム毎に書き出してFFmpegというフリーソフトウェアで結合して出力しました。特徴でお伝えした通り、NEORTではローカルと同じ画質で表現出来る為、普段の投稿と比べて綺麗な絵になっているかと思います。

また、サービス自体にアップロード可能なファイルサイズの制限などもあるので、綺麗で、なるべくファイルサイズを小さく収める工夫など新たな技術的な発見も多かったです。

振り返り

実際にFabCafeに足を運び展示を見るとしみじみ、こういうの機会は良いなぁという思いになりました。何気に、ほかの人の作品ってSNSに挙げられているものをザッピング的に消費してしまっている事が多いので、しっかり「見る」という行為自体が実は新鮮だったりもしました。

走るのが趣味の人がマラソン大会に出たり、ピアノ習っている人が発表会で演奏するように、クリエイティブ・コーディングしてる人にも展示会に出すというようなアウトプットする選択肢が増えると、更に面白くなって行きそうだと思います。

今後もこういった機会が増えるといいなっ!

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変動する半径。

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